展示会場でお手にされた方々も多くいらっしゃると思いますが、工房からの風を支えた方々と出展した作家が「手」に関して手記を寄せ、それを編まれた手製本です。
製本は出展者の鴫原さんによるものです。
先日家に届いてすぐ開いてみて、「手」にぴったりと収まりその吸い付くような質感にまずじーん。じっくり皆さんの文章を読ませてもらってまたじーん。
こんな素敵な本にしてもらえると、さんざん悩んで何度も書いたのに拙いわたしの文章もいい顔しているように見えます。
書き手の皆さんの顔を思い浮かべられるのもまた嬉しくて。
生きていると宝物が増えますね。
今日は宝石の日だそうです。宝石の重さがカラットに決められた日なんだとか。
いただいたオーダー品をお納めして、受け取られたお客様からそれこそ宝石のようなお言葉の数々をいただき嬉しくてなりません。
星の数ほどたくさん作品を作ってたくさんの方に身に付けてもらうことが出来ればすごいことだけど、お顔が見れたりお話したりという近しいところにいることが出来るのが嬉しいです。
次の展示会も楽しみだなぁ。
２件目は工房からの風のディレクター、稲垣さんの日本橋にありますギャラリー「ヒナタノオト」にて、クリスマス展をはじめこれからの展示会について伺って来ました。
ちょうど手織りのnomamaさんとガラスのさこうゆうこさんの展示が行われており(すごくすごく素敵でした！「冬の時間」)、
nomamaさんご本人が。そして藍染で出展してらした戸塚さんとお世話になったスタッフの本間さんと宇佐美さん、もちろん稲垣さんと後から風人さんで陶芸家の松塚さんもいらっしゃって、まだ冷めやらぬ熱を帯びた工房からの風の「風」がまた吹いていて嬉しくて嬉しくてうきうきしました！
稲垣さんは展示会が終われば終了という考えが微塵もなくて、こうして色んな輪を作ってどんどん拡げていく機会をたくさん用意してくださいます。
縁を頂いて出会って、本展に向かって精一杯を注ぎ込んだ仲間といえる皆さんと繋がっていけることが出来るのはこれからも大きな大きな財産です。
続けていくために、わたしももっとよいもの•うつくしいものを作っていきます。
工房からの風に今年参加出来て本当に幸運でした。
まずはクリスマス展に向けてアンティークジュエリーの雰囲気を持つ象牙とオパールと金、銀のアクセサリーを作っています。
そして来年２月と８月の日本橋三越での展示、10月の本展ではワークショップをさせて頂けることになりそれぞれにやりたい事を聞いて下さって、わたしの中でもぱんっぱんに膨れています！工房からの風のお客様からの頂いたメールなども、最近嬉しいことしかない、こわい。けどあー幸せ！
今日は２件の打ち合わせに出かけて来ました。
１件目は吉祥寺に今月オープンするお店「12号室」のオーナーと、販売に関する打ち合わせ。12号室は今迄はギャラリーを借りて期間限定でオープンするショップだったのですが、この度実店舗にてオープンすることになりました！
わたしが東京に出て来て初めて参加した展示が第1回の12号室でした。
初めて会った時からただならぬセンスと並外れた美貌で堂々と姿良く、どこに居ても目立っていた彼女と親しくなり買付けのモロッコ旅に同行したことも。日中は完全に別行動していたので、夜買付け品を見せてもらっていたのですがこんなんどこで見つけたん⁉︎と同じ町を彷徨していたのにその嗅覚と審美眼におののきました。
そんな彼女念願の実店舗にはモロッコやロシアで買付けたもの、日本の作家のキャンドルやアクセサリー等が並ぶとのこと。
確実に他では見ることの出来ないようなお店になると思います。
実店舗を構えるため彼女が長い間ずっと準備して来た12号室。わたしも様々なことを学ばせてもらって来ました。
いよいよオープンするんだ、とわたしまで嬉しくなるのです。
詳細決まりましたらまたお知らせしますので、是非是非！お出掛けください。
長くなってしまいました…２件目の打ち合わせもとても濃い楽しさの、心浮き立つもので長くなりそうですのでまた明日書きたいと思います。
あっという間に工房からの風から一週間以上経ってしまいました。
すっかり日常に戻り、いまはいただいたオーダー品をせっせと作っておりますので今しばらくお待ちくださいね。
展示会のお知らせです。
工房からの風のディレクターでもいらっしゃる稲垣さんの日本橋にありますギャラリー、ヒナタノオトで展示会に参加させていただけることになりました。
金属と象牙と、新作に少しだけクリスマスらしくカット石を使ったアクセサリーを作る予定です。
あの空色の素敵なギャラリーでのクリスマス展、考えるだけでわくわくしていますので是非遊びにいらしてくださいね。
クリスマスに工芸を灯して
場所 : ヒナタノオト
会期 : 2014/11/29ー12/24
http://hinata-note.com
今年の大きな目標でした「工房からの風」の2日間が終了しました。
本当にたくさんのお客様に来ていただきありがとうございました！
このかけがえのない数ヶ月がとてつもなく充実していて、終わったら抜け殻になるんじゃないなんて言われていましたが、いざ終わったら胸がいっぱいになっていました。
お包みした作品を両手にくるんで眺めながらお帰りになるお客様。初日にお買い上げいただいたのにどうしても気になってと遠くから2日目も来てくださったお客様。一目惚れしたと言ってくださるお客様。挙げればきりのない幸せの場面に何度も目頭を熱くしました。
工房からの風に参加することが出来て本当に良かった。
いつも的確に全てを統括していただいたディレクターの稲垣さん、全てにきめ細やかなスタッフさん、いつも笑顔で緊張を解してくれた頼れる風人の皆さん、共に頑張って来た出展者の皆さん、ずっと見守ってくれた家族、全力で手伝ってくれた友達、そしてご来場いただいたたくさんのお客様方全てに大きな大きな感謝の気持ちでいっぱいです。
あのニッケの鎮守の森の土の上でやっと芽吹くことが出来たんじゃないか。なんて思って作りたいものが後から後から浮かびます。
どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。
本当に、本当にありがとうございました。
いよいよこの日が、待ちに待ったようなまだ来て欲しくないような、この日がやって来ました！
朝焼けのなか会場に向かっています。混んでます。
ここのところ毎週末雨でしたのでこの週末のお天気が本当に嬉しい。
やってみたかったのにやり残した事、あります。まだまだ不安に思う事、あります。
でもここまで来たらもう楽しみとわくわくのこの昂揚、止まりません〜！
この日のために９ヶ月準備して来ました。思い返せばなんと多くのことを考えて、繰り返し進んで来たことでしょう。
出会いから今日までそのひとつひとつ、1日1日が糧となってこんな気持ちで今日を迎えられたこと本当に幸運だと思います。
やり残したことはありますが、目標とした60点を10点以上上回る作品数となりました。
もうすぐ会場です。
あぁー本当に今日なんだなぁ。さぁ〜実になるぞー！
是非是非、是非、ご来場ください。
いよいよ間近に迫って来ました、工房からの風！
ホームページやFacebookで作家紹介が始まり、OLD TO NEWも素敵にご紹介頂いています。
他の出展者の方々の作品と想いが拝見出来るのでわたしもとても楽しみに読んでいます。
数多ある展示会の中で、こんなに一人一人に寄り添った言葉でご紹介下さるのは本当に稀なことだと思います。
それがまた作家本人はもちろん来展者の気持ちも楽しみに高まるものとなって、あの何とも言えない熱気と雰囲気にも繋がるのでしょうね。
ぜひ御来展ください！
彫金を始めた時、全ての行程にかかる作業が全部面白く思えました。
完成までの数ある行程の中でこれはイヤだなと思う作業がなかったのです。
ほどなくして、年を重ねあまり興味がなかった金色が気になり始めました。
ゴールドを使わない時はメッキをしますが、メッキされては困る部分のマスキング作業が初めてあまりすきではないと思いました。ベタベタするのに緻密さが求められ今も苦手です。
剥がすのは結構好きです。
