石の世界と宮沢賢治

image国立科学博物館で行われている気になる展示を見て来ました。
小さな頃からずっと、宮沢賢治の小説や詩に出てくる石の表現にキラキラするものを覚えていたからです。

期待していたより随分小さな展示空間でしたが、戦前の石の標本や賢治自身が作った標本などもありくらいつきで見ました。私も父に連れられて川べりへ山へ石を拾いに行ってはノートにつけ、標本めいたものを作って宝物と称し喜ぶ石ころ女子でした。母の英語の本にある誕生石のページも飽きることなく何度も何度も眺めていたなあ。
その頃の私に賢治のまさに宝石の様な表現力があれば標本ノートがどんなにキラキラしたでしょう。いや、もちろん今でも欲しいのですが。

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