「風50+」を終えて

SNSの更新ばかりを優先してしまい、気づけばこのホームページを随分と放ったらかしにしてしまっていました。
これからは折に触れ、きちんと更新していきたいと思っております。

 

先日の12/2は「風50+」という展示即売会に在廊していました。
「風50+」とは、工房からの風15周年と、メセナ大賞及びグッドデザイン賞受賞の記念に刊行されました図録です。
そして図録作家による展示即売会が催されたのでした。

これまで出展した作家の中から、51名が選ばれ作品と、それぞれの幸せな時間について寄稿した文章で編まれました。
幸運にも選んでいただき、栄えある節目の会に参加させていただいたのでした。
お越しいただいた皆さま、お心を寄せてくださった皆さま、誠にありがとうございました!
盛況のままに無事終了いたしました。

たった1日のために、こんなに豪華な作家の方々の丹精込めた作品が一堂に会するなんて、なんとも華やかで贅沢な展示会でした。
お久しぶりな作家さん、お話ししてみたかった作家さんとお会いできたり、ずっと変わらずに応援してくださるお客さまやはじめましてのお客さまとお話出来ることが楽しくて楽しくて、本当に終わるのが寂しかった。

工房からの風に出展してから、幸運なことに幾多の機会をいただいて、嬉しくて大事に大事に必死の思いで毎回に向かっていました。
今度こそ間に合わないかもしれないと泣きそうになったこともあったし、初日の朝はいつだって不安でした。
でもその先には必ずそんなこと瞬時に吹き飛ぶような幸せが待っていて。
そのさらに先に15周年を記念する図録に載せていただくなんていう、大きすぎるご褒美をもらえるなんて。
自分の手をじっと見ながら、一緒にがんばってきたねと。

会の後の宴でも笑いあって泣きあって、一緒に気持ちを分けあえる仲間がいること、目標となる先輩がいること、支えて応援してくださる方がいること、間違いなくいま豊かな人生の中にいると思えて嬉しかったです。

一夜明け、余韻冷めやらぬ中、丸一日家を空けた私を見つけて喜ぶ子どもたちを見てまた、豊かな日々に感謝しました。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。